SO-01C Xperia arc ICS化とroot化

SO-01C Xperia arcをICSにして、rootを取得したのでメモを残しておく

※以下の内容を実行した場合はメーカーの保証サポートは受けられませんし、本来のSO-01Cとは別物になるのでdocomoショップに持っていってはいけません。


はじめに

• 現状最新のROMにてroot権限を取得する為には、kernelを旧バージョンの状態にしてからroot kitを実行してrootを取得して、再度最新の状態に戻すと言う作業が必要になる。

必要な物

• ドライバ （ソフトウェア）

• PC Companion
• Sony Ericsson Update Service

• ソフトウェア
• Flashtool

•  root kit

• DooMLoRD_v1_Xperia-2011-ICS-ROOT-emu-busybox-su.zip

• Rom
•  LT15i_4.1.B.0.587_Generic Global World.ftf（現状の最新）
•  LT18_4.1.A.0.562_NCB.ftf（arc S用を利用した。562のkernelのみでも良い。)

必要な物をダウンロードしたら以下の手順を実行する

手順

1. デバッグ用と焼き込み用のドライバのインストール
• PC Companionをインストール
• Sony Ericsson Update Serviceをインストール
• ※Sony Ericsson Update Serviceはサービスを終了したため、別途ドライバを導入する必要があります。例えばFlashtool付属のドライバを使用するなど。
2. ソフトウェアのインストール
• Flashtoolをインストール
3. FlashtoolでLT15i_4.1.B.0.587_Generic Global World.ftfを書き込む
• 特にチェックの変更は必要ない
4. FlashtoolでLT18_4.1.A.0.562_NCB.ftfのkernelを書き込む
• wipeのチェックは全て外す
• excludeのチェックはkernel以外全てチェック
• Firmware Contentの内容がloader.sinとkernel.sinだけであることを確認
5. DooMLoRD_v1_Xperia-2011-ICS-ROOT-emu-busybox-su.zipを実行
   
   • アンチウイルスが反応するので切っておく（自己責任）
   • 中に入っているrunme.batをダブルクリックで実行すると、コマンドプロンプトが表示されるので指示に従う。
   • （runme.batの必須な指示の内容は、スマートフォンのデバッグモードを有効化と、提供元不明アプリの有効化。有効化が終わったらスマートフォンを接続する。もしスマートフォンにPC Companionのインストールが表示されたらスキップすること）
   • スマートフォンが何回か再起動して、コマンドプロンプトにAll Doneと表示されると終了。
6. FlashtoolでLT15i_4.1.B.0.587_Generic Global World.ftfのkernelを書き込む
• wipeのチェックは全て外す
• excludeのチェックはカーネル以外全てチェック
• Firmware Contentの内容がloader.sinとkernel.sinだけであることを確認

これでrootなSO-01C Xperia arc ICSの出来上がり。
boot loader unlockの状態で確認。